支部長挨拶
ご挨拶
今年は選挙で始まり、選挙で終わる年であります。市長選、県議選、参議院選に続く市議会議員選挙が、11月11日告示、18日投開票の予定で行われます。これまでの選挙では、皆様方には大変お世話になりました。今回もそれぞれのお立場もあるかとは思いますが、ご支援・ご協力をお願い致します。
さて、先般行われた参議院選について述べさせていただきますと、確かに民主党支持者が前回の総選挙時と比較して増加し、民主党が一人勝ちをしたように思われますが、自民党支持者の中に、安倍内閣の年金対策に批判的であった為に、今回民主党に投票した人が多いのではないかという分析をする必要があります。自民党は、このような支持者の流出を深く反省し、組織を立て直すことが肝要であります。平成の大合併により、地方組織も弱体化し、組織票だけで選挙が戦える環境ではなくなってきていることも事実です。戦後レジームからの脱却が行われない限り、自民党支持者の底上げはできないと確信しております。これからは、意識の高い政治家が集結して、自由な議論を重ね、政権与党としての信頼のある自民党を創り上げることが大事であります。また、議員はもっと地域で地道な日常活動を積み重ねるべきと思います。逆風が吹いても選挙を勝ち抜くには、地域の行事に参加することはもとより、日常的に地域に貢献し、精力的に人間関係を広げていく努力が必要です。各種団体や友党に対しても、選挙の時だけ支援をお願いするのではなく、日常的に意思疎通を図り、より良い関係を築いていかなければなりません。最も大事なのは、他人を批判するのではなく、真摯に反省することだと思います。
今回の参議院選は、国民の様々な不安や、怒りが噴出した結果となりました。この結果を謙虚に受け止めていかなければなりません。敗因は逆風だけではないと思います。年金問題等のカウンターパンチを喰らう前から、地域経済の疲弊というボディーブローが効いていたと思われます。戦後大半の気管を政権与党であり続けた自民党でありますが、時代の流れの中で、左右されないしっかりとした政党を目指し、日々精進して所存であります。我孫子市議会議員選挙も始まりますが、政治は国民・市民のものという原点を忘れずに、市政発展の為に全力で戦われることを期待しております。
〈我孫子市議会議員選挙公認決定等について〉
今年はまさに選挙の年でした。年初の市長選挙、春の統一地方選挙、夏の参議院選挙と、皆様方には本当にお世話になっております。われわれは、星野潤一郎市長、今井まさる県議という新しいリーダーを誕生させることができた一方、参議院選挙において白須賀貴樹さんが苦杯をなめるかたちとなったことは本当に残念でした。年金問題、たびかさなる閣僚の失言、政治とカネの問題等、自由民主党に対して、厳しい声をいただいたということであり、われわれは、新たに誕生した福田新政権下において、地域における党勢の立て直しを図らなければなりません。
そして、11月18日には、この地で将来の我孫子市を担うリーダーを選ぶ我孫子市議会議員選挙が行われます。われわれ自由民主党では、このたび、三人から公認申請があったため、10月5日に支部役員会を開催し、先日正式に、宮城和子氏(現)、甲斐俊光氏(新)、西垣一郎氏(新)の三名を公認候補予定者として決定、公認証を授与しました。また、支部幹事長として党務に活躍してこられた日暮俊一氏(新)も無所属として出馬される決意を固められたところであります。
今回の市議会議員選挙は、我孫子市ならび自由民主党我孫子市支部の将来を方向付ける重要な選挙です。われわれ我孫子市支部も公認候補の全勝を目指して活動して参ります。皆様方におかれましても、我孫子市の将来のため、ぜひ自由民主党我孫子市支部の政治活動にご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成19年10月12日
渡辺 永治
自由民主党我孫子市支部は長年に亘り地域の政治的礎でありましたが、故井手口県会議員亡き後は支部総会も開かれず党活動は皆無に等しいものでありました。自由民主党員も平成16年度には19名であり、支部成立要件である党員数50名に満たない状況でありました。また、去る17年4月における千葉県議会我孫子市選挙区補欠選挙においても自由民主党として一致団結した選挙運動ができず、結果的に民主党に敗北することとなりました。あるいは過去の知事選挙等に対する我孫子市支部の取り組みや日常の我孫子市市民に対する政治活動も不十分であり、さらに今回の衆議院選挙においても対応が遅れがちでありました。
そこで、自由民主党支持有権者の中で現状に対する危機感が募り、千葉県連主導による我孫子市支部の再建総会開催要求が多数寄せられることとなり、同時に新たな自由民主党党員獲得運動も合わせて行われることとなりました。平成17年8月、合計党員数が193名となりました。数年開催がなかったため役員不在の我孫子支部を県連主導で再建することとなり、新たな出発として開かれた民主的な党支部活動を展開して行きたいと存じますので、何卒宜しくお願い致します。
平成17年8月30日
渡辺 永治